こんにちは!ameashi(アメアシ)です。
伝わるデザインというサイトが、資料作りを見やすくするコツがまとまっていて分かりやすかったので、紹介したいと思います。
ある日、クライアントにこう言われました。
資料なら基本が守られていれば十分だと思うので、そんなに気をつける点も無いのでは?と思いつつ、実際に資料を見せて頂いたところ、思っていたよりもレイアウトが崩れていました。
今回紹介する伝わるデザインとは?
資料作成にあたり、相手が情報を受け取りやすくなるよう、情報の見せ方を紹介しているサイトです。基本のレイアウトから、バリアフリーをふまえた視覚配慮についてなどが分かりやすくまとめられています。
あらゆる資料作成に役立つ情報デザインのルールが存在します。本サイトでは、それらの基本知識を身につけることが本質的な情報整理に欠かせないと考え、情報デザインのルールとテクニックを紹介しています。
伝わるデザイン:情報をデザインする
・はじめに
・読みやすく(フォントや文字組について)
・見やすく(レイアウトの基本について)
・バリアフリー(見え方の違いによる視覚配慮について)
・実践
特に読んだ方が良いページは『見やすく』です。
『読みやすく』については、『見やすく』のレイアウトの基本をしっかりと守れるようになってから、次のステップとして読むことをオススメします。
資料作りで最低限守るべきポイント
伝わるデザイン『見やすく:レイアウト』のページを読むとレイアウトについて理解できると思います。ただ、ページ後半になると『色味で統一感を出す』などの項目が出てくるので、ちょっと混乱してしまうかもしれません。
最低限守るべきポイントは『揃える』という点です。例えば、図の頭を揃える、サイズを揃える、ページごとの余白を揃えるなど。
・余白やエリアを守る
・文字や図の頭を揃える
・サイズ感を揃える
この最低限『揃える』という点を守るだけでも、資料の見やすさがグッと上がるので、資料作りの経験が無い人は、あれこれ読み込んで手を止めてしまうより、その点だけ意識して作成していくと良いと思います。
クライアントにこの『揃える』という点と、あわせて伝わるデザインを教えたところ、非常に喜んでいただけました!
資料作りのステップアップは必要か?
スケジュールに余裕がある人は突き詰めて損はないと思いますが、余裕がない人は、見栄えより内容を考える時間を多くした方が良いと思います。
資料作りが楽しくなったら
資料の作り込み楽しい!と思える人は、ぜひ突き詰めて欲しいです。
楽しいという感覚で物事に取り組むのはとても良いことですし、あなたにしか作れない素晴らしい資料が完成すると思います。
『見やすく』のレイアウト基本が出来るようになったら、『読みやすく』のフォントにこだわったり、さらにスライドショーを入れてみたり、出来ることはたくさんあります。
パワーポイントでも、人によってAdobe Illustratorを使ったのかな?ってくらいデザインの作り込みが上手に出来るようになります。
見栄えの良い資料作りの参考サイトは、たくさんありますので、必要に応じて色々なサイトを参考にしてくださいね。
資料作りの本質を忘れずに
一方、デザイン的な見た目の良さにこだわるあまり、残業しすぎで体を壊したり、スケジュールが滅茶苦茶になっている人も見かけます。
あくまで、資料作りの目的は『相手に伝えること』です。
デザイン的な見た目の良さを追求すると、そのデザインがかえって見やすさを阻害してしまう可能性もありますので、注意が必要です。
余計な装飾をせず、余白を多めにとって、文字のサイズでメリハリをつけたシンプルな資料も読みやすくてオススメですよ。
また、資料は『何を伝えたいか』が重要なので、見た目に囚われるあまり内容が疎かになるなど、本質を見失わないようにしたいですね。
おわりに
新人教育などでも使いやすいサイトだと思いますので、資料作りに苦戦している人がいたら、ぜひ伝わるデザインを教えてあげてください。
良い時代になりましたねー。